A様邸マンション フルリフォーム工事

水廻りにおいては、20年来の製品のため、すべて交換となりました。

各水廻り製品をご提案するに当たって、前もってお引っ越し前のお住まいをご訪問させて頂き、使い慣れている水廻りの寸法や気に入っているところ、改善したいところなど、できる限りの情報をピックアップさせて頂いた上でプランニングをさせて頂きました。その結果キッチンに関しては各所寸法や仕様関連、及びコストパフォーマンスを考慮した結果ハウステックのマルーレを採用させて頂きました。

マルーレは引き出しの中にもう一段引き出しがあるアレンジスライドが特徴です。その他マンションによくある写真のような梁を回避するための”切り欠き”に対応しやすい換気扇も取り揃えられております。

パッと見ではどのメーカーのキッチンも同じに見えるのですが、シンクの大きさのレパートリー、作業スペースで確保できる幅、引き出しのレイアウトなど、細かなところで違いがあります。これらを一つ一つ目を配り選定していくスタイルがさくら色工務店の強みです！

システムバスも同様に、お引越し前のお風呂をベースにプランニングを致しました。キッチン同様ハウステックのコンフォートCKを採用しております。

奥様のご希望のうるおいだきをオプションとして採用致しました。ウルトラファインバブルの力で肌に潤いを与えてくれる優れものです。

その他、バリアフリーに配慮した手摺を数か所、ヒートショック対策としての浴室乾燥機も採用致しました。

お引越し前のお住まいは収納が非常に多いことが気に入っていらっしゃいましたが、今回は非常に収納が減ってしまうことを危惧されていらっしゃいました。そこでありとあらゆるところへ収納を設けるというメインコンセプトがあり、それに最大限応える水廻りをご提案させて頂きました。

洗面化粧台はそこまで大きなものは必要ないとの事でしたので、最もミニマムな幅60㎝が対応可能なLIXILのピアラを採用致しました。ピアラの良さはそれに留まらず、鏡の高さも調整ができるアジャストミラーというレパートリーがある点です。これにより全体高さを170㎝に縮め、天井とのすき間に吊り収納を設置することができました。

また洗面の隣にはLIXILのヴィータスという汎用性の高い収納ボックスを設置致しました。リビングからクローゼットまで様々な場所にピッタリ寸法で納めることのできる収納となっております。

デッドスペースになりがちな洗濯機上のスペースも作り付け造作収納を設け、余すことなく利用できるよう工夫しました。

分電盤の開閉扉が干渉する都合上、変則的な形状にする必要があったため既製品ではなくオンリーワンの特注品を作成致しました。

複雑な形状のため３Dのパースを事前に作成し、お施主様によりイメージして頂けるように致しました。 

トイレはLIXILのアメージュを採用しております。古いトイレの交換に最適なリモデルタイプを採用しております。

古いトイレは床から出ている排水パイプの位置が現代の物と違う場合が多いのですが、リモデルタイプはそのズレを調整してくれるアジャスターが内蔵されているため大規模な排水管工事を必要としません。